2021年最初の大きな吉日がやってきます。
2021年1月16日は陽遁始めです。
日盤が陽遁に切り替わります。
東洋占星術では年盤と月盤など
それぞれに九星が回っていますが
この中で日盤の九星だけが
陰遁と陽遁という特殊な動きをします。
陰遁とは、九星が数の少ない方へと巡回することで
年盤と月盤はこの陰遁の移動しかしませんが
日盤だけが、九星が数の多い方へと巡回する
陽遁の動きをします。
夏至に一番近い甲子の日が陰遁の始まりとなり
冬至に一番近い甲子の日が陽遁の始まりとなります。
このような日には恵方詣りに行くことをお勧めします。
恵方詣りについては昨日の投稿をご覧ください。
また、この日は2021年最初の天赦日でもあります。
天赦日（てんしゃにち）は選日のひとつで、てんしゃびとも読みます。
読んで字のごとく、天の赦しがある最上の大吉日です。
歴注で万（よろず）よしとなるのは
この天赦日のみとなります。
結婚、開業、事始めに最高の日ですが
特に結婚には最高の日となります。
2021年最初の貴重な開運日ですので
有意義にお使いください。
さらにこの日は選日で甲子日でもあります。
甲子日というのは、日の干支
十干十二支の組み合わせで
一番目の甲子の日を差します。
陰陽五行では十干の甲は陽の木
十二支の子は陽の水で
水生木で相生の日となり、吉日とされています。
十干十二支の一番最初は
この「甲子」から始まりますので
甲子日には新しいスタートを切るといいですね。
習い事や新しい本に手を付ける、日記を付けはじめるなど。
ぜひ、新しいことを始めてみてくださいね。
また、この日は行事で賽日、えんま詣り、やぶ入りの日でもあります。
賽日とは閻魔王の休日にあたり
この日は地獄でも番人たちが休みをもらえるので
地獄の蓋もゆるみ、亡者たちも責苦を逃れます。
現世では閻魔に参詣するえんま詣りの日となり
奉公人も休みをもうら藪入りになりますので
多くの人が閻魔詣でに行くことができました。
寺院では閻魔堂の開帳や地獄相変図が拝観できますので
足を運んでみてはいかがでしょうか。
画像引用：称念山大運寺 http://daiunji.jiin.com/index.php?jigoku
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2021年1月16日 土曜日
六輝・先負
干支・甲子
中宮九星・一白水星
行事・陽遁始め・天赦日・甲子日・一粒万倍日・閻魔詣り・やぶ入り
十二直・閉
二十八宿・氐（東方・青龍七宿 ３ ともぼし）
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
（年盤、月盤の吉凶方位は反映していません）
2021年1月16日の吉方位
◆◇◆
・一白水星
あしたの吉方
- 北東
- 南西
- 西
・二黒土星
あしたの吉方
- 東
- 南西
・三碧木星
あしたの吉方
- 北東
- 南東
・四緑木星
あしたの吉方
- 南東
- 西
・五黄土星
あしたの吉方
- 東
- 南東
- 南西
- 北西
・六白金星
あしたの吉方
- 東
- 南西
- 北西
・七赤金星
あしたの吉方
- 東
- 北西
・八白土星
あしたの吉方
- 南東
- 南西
- 北西
・九紫火星
あしたの吉方
- 北東
- 東
- 西
◆◇◆
2021年1月16日の凶方
- 南 五黄殺、日破 重なりです。ご注意ください。
- 北 暗剣殺
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。