人込みを避けて恵方参りに行きましょう。
2021年7月15日は暦で隠遁始めです。
日盤では昨日で陽遁が終り、本日から隠遁が始まります。
東洋占星術では年盤、月盤、日盤とそれぞれに九星が回っていますが
この中で日盤の九星だけが、陰遁と陽遁という特殊な動きをします。
陰遁とは、九星が数の少ない方へと巡回することで
年盤と月盤はこの陰遁の移動しかしませんが
日盤だけが陰遁に加え、九星が数の多い方へと巡回する陽遁の動きもします。
夏至に一番近い甲子の日が陰遁の始まりとなり
冬至に一番近い甲子の日が陽遁の始まりとなります。
甲子日は六十干支の一番初めとなり
陰陽五行で十干の甲が陽の木、十二支の子が陽の水で
水生木の相生の日となります。
物事の始まりに適した日となっています。
このような節目の日には、恵方詣りに行くことをお勧めします。
今年、歳徳神のいる恵方は丙の方角になります。
丙の方角はこちらです。
この範囲の中にあり、自宅より1キロほど離れた神社仏閣に
お詣りに行ってください。
恵方詣りでは天と地から
強いエネルギーを受けることができます。
陰陽の法則に基づいていますので
現地で右手を天に、左手を地に向ける
お釈迦様が生まれた時にとった
天上天下唯我独尊のポーズを取ることで
天地のエネルギーが身体と繋がり
強いパワーのある気が得られると言われています。
よかったら試してみてくださいね。
また、7月15日は盂蘭盆会（うらぼんえ）です。
いわゆるお盆の日となりますが
語源はサンスクリット語の「ウランバナ」からきており
祖先の霊を家族でお迎えする祖霊供養行事です。
一説によると、本来の由来からすると
先祖供養ではなく衆生供養なのだそうですが
日本の仏教は先祖供養を元にしている宗派が多いですからね。
宗派によって教えも様々ですが
ご先祖様を供養して悪い事はひとつもないので
ぜひご家族で丁寧にお迎えして差し上げてください。
また、この日は例年中元でもありますが
中元とは1月15日を上元、10月15日を下元とする
道教の三元信仰の一つにあたります。
本来は善悪の判断をする神様に許しを請う贖罪の日だったのですが
盂蘭盆会と重なることもあり、祖霊供養の日となりました。
もともとお中元は、ご先祖様にお供えくださいと
供物を贈答していた習わしに由来し
それが現在のような風習になって残っているものです。
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2021年7月15日 木曜日
六輝・大安
干支・甲子
中宮九星・九紫火星
行事・陰遁始め・甲子日・盂蘭盆会・中元・不成就日
十二直・執
二十八宿・奎（西方・白虎七宿 １５ とかきぼし）
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
（年盤、月盤の吉凶方位は反映していません）
2021年7月15日の吉方位
◆◇◆
・一白水星
あしたの吉方
- 北東
- 東
- 南西
・二黒土星
あしたの吉方
- 南東
- 南西
・三碧木星
あしたの吉方
- 北西
・四緑木星
あしたの吉方
- 北東
- 北西
・五黄土星
あしたの吉方
- 東
- 南東
- 南西
- 西
・六白金星
あしたの吉方
- 東
- 南東
- 西
- 北西
・七赤金星
あしたの吉方
- 南東
- 南西
- 北西
・八白土星
あしたの吉方
- 東
- 南西
- 西
・九紫火星
あしたの吉方
- 北東
- 南東
- 西
◆◇◆
2021年7月15日の凶方
- 北 五黄殺
- 南 暗剣殺、日破 重なりです。ご注意ください。
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。