今年は上弦の月、七赤金星中宮と重なる七夕の節句、短冊には何を書きますか?
2022年7月7日は二十四節気の小暑(しょうしょ)と
七夕の節句(たなばたのせっく)です。
小暑は未月の正節で、例年ですとこのころには梅雨も終わり
一気に夏の暑さが訪れてきます。
世間ではお中元が贈られる時期ですね。
単なる社交辞令となっている面もありますが
本来は暑い時期に相手を思いやる、風情ある習慣です。
こんな時代ですので安否を伺う気持ちで
ちょっとした贈り物をされるとよいかもしれません。
また、七夕の節句(たなばたのせっく・しちせきのせっく)は
年に五つある五節句のひとつです。
七夕とは七月七日の夕方のことで
星祭りともいい、日本でも仙台や平塚の
七夕祭りが規模も大きく、有名ですね。
七夕といえば織姫と彦星の伝説ですが
短冊に願い事を書くのは
お裁縫やお習字の上達を願うのが発端でした。
七夕の節句にいただくものとしてはお素麺や
お素麺のもととなったといわれる
「索餅(さくべい)」というお菓子をいただきますが
この索餅は、子供の悪鬼を鎮める祟り鎮めとなります。
平安貴族の間で始まった七夕の風習は
様々な由来を取り入れており
どことなく、当時の人の遊び心やロマンスを感じますね。
また、この日からは七十二候で温風至-あつかぜいたる-となります。
温風至は七十二候の第三十一候
小暑の初侯にあたります。
温風至は暖い風が吹いて来る
という意味ですが
梅雨が明けて、本格的な夏に入るころですね。
温風至の温風は白南風(しろばえ、しらはえ)と呼ばれ
梅雨明けから吹く南風のことで、俳句の季語でもあります。
梅雨走りの南風は黒南風と呼んで
白南風と対になる言葉ですが
日本語は本当に美しいですね。
歳時記を知ると日本をもっと好きになりますよ。
ぜひ七十二侯も暮らしに取り入れてみてください。
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2022年7月7日 木曜日
六輝・友引
干支・辛酉
中宮九星・七赤金星
行事・上弦の月(11時14分)・小暑(11時38分)・七夕の節句・一粒万倍日
十二直・満
二十八宿・斗(北方・玄武七宿 8 ひつきぼし)
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
(年盤、月盤の吉凶方位は反映していません)
日盤時盤揃い時刻を末筆に掲載しています。
参考になさってください。
2022年7月7日の吉方位
◆◇◆
一白水星
- 北
- 南東
二黒土星
- 南東
- 北西
三碧木星
- 北東
- 南西
四緑木星
- 北
五黄土星
- 南東
- 南
- 北西
六白金星
- 北東
- 南
七赤金星
- 北東
- 南東
- 南
- 北西
八白土星
- 南
九紫火星
- 北
- 南
- 南西
- 北西
◆◇◆
2022年7月7日の凶方位
- 東 五黄殺、日破 重なりです。ご注意ください
- 西 暗剣殺
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
日盤時盤揃い時刻
- 午の刻(11時~13時)
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。