「半夏生」毒を含みながらもきれいな言葉ですね。
2023年7月2日は雑節で半夏生(はんげしょう)です。
半夏生は夏至から十一日目頃で
梅雨明けの目安とされていました。
農家ではこの半夏生までに田植えや畑仕事を済ませ
半夏生を過ぎたら農作業は行っていませんでした。
この日は天から毒気が降りてくると考えられており
半夏生は薬草にもなる半夏(烏柄杓)という草が
生えることから由来していますが
半夏という草は毒草でもあるため
土にも陰の気が宿っていると考えられていたようです。
天も地も陰の気に満ちる日であるため
食べるものや飲み水にも注意して
過ごしていたようですよ。
また、この日から七十二候でも半夏生-はんげしょうず-となります。
半夏生は七十二候の第三十候
夏至の末侯にあたります。
半夏生は烏柄杓が生える
という意味ですが
このように半夏生とは冒頭の写真「半夏生」のことではなく
烏柄杓(カラスビシャク)のことなのですね。
半夏は漢方で生薬にも使われている薬草です。
(葉ではなく、根茎の皮を使います)
こちらの半夏生は、やはりこの時期に咲く植物で
半夏のころに咲くので半夏生という説と
葉が半分ほど白くなることから
半化粧が名前の由来であるという説があります。
別名を片白草(カタシログサ)とも呼ばれており
いずれも夏らしい、緑鮮やかな植物ですね。
ぜひ七十二侯も暮らしに取り入れてみてください。
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2023年7月2日 日曜日
六輝・先勝
干支・辛酉
中宮九星・七赤金星
行事・半夏生
十二直・平
二十八宿・房(東方・青龍七宿 4 そいぼし)
※七月の節入りは七日です。月盤は六月の盤をご利用ください。
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
(年盤、月盤の吉凶方位は反映していません)
日盤時盤揃い時刻を末筆に掲載しています。
参考になさってください。
2023年7月2日の吉方位
◆◇◆
一白水星
- 北
- 南東
二黒土星
- 南東
- 北西
三碧木星
- 北東
- 南西
四緑木星
- 北
五黄土星
- 南東
- 南
- 北西
六白金星
- 北東
- 南
七赤金星
- 北東
- 南東
- 南
- 北西
八白土星
- 南
九紫火星
- 北
- 南
- 南西
- 北西
◆◇◆
2023年7月2日の凶方位
- 東 五黄殺、日破 重なりです。ご注意ください
- 西 暗剣殺
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
日盤時盤揃い時刻
- 午の刻(11時~13時)
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。