あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』です。
あかるい明日は東洋占星術の気学・風水専門のサイトですが、世の中には本当にたくさんの占いが存在します。
ここに書かれてるのは以前別のブログで特集を組ませていただいた記事で、ここでは世界各国の占いを紹介していますが、ここで紹介している占いを鑑定できるわけではありませんのでその点をご注意ください。
当ブログでは気学、風水の鑑定のみ受け付けております。気学・風水の鑑定は鑑定についてへどうぞ。
西洋占星術２：プログレス・チャート
プログレス・チャートって何か、どこかの問題集みたいな名前ですよね（笑）しかし、実際にはそんなに難しいものではなく『惑星の１日の動きがその人の１年間の運勢に相当する』
ぐらいの意味です。
ネイタル（生まれた時の星の配置で一生の運勢が決まるとする占い）と対立、または否定しているわけではありません。むしろ、ネイタルやトランシット（トランシットとは何か？ 西洋占星術３：トランシット・チャートをご参照下さい）と併用して総合的にその人の「運勢」を判断する占い師さんが多いです。
１日が１年？
では、惑星の１日の動きとは？
太陽の周りを回っているのは同じでも、距離が違えば小さく円を描いていたり大きな円を描いていたりします。
もちろん地球の一年が３６５日ないし３６６日ですが、これが火星だと約６８７日もありますし水星だと約８８日しかありません（詳しくは各惑星の公転周期を調べて下さいね）。
そういう動きを地球の１日（２４時間）単位でどれだけ動いたか、それがその人の人生の１年に対応する、つまり「その年ごとの運勢」ということです。
たとえば、金星を守護星に持つおうし座さんは美意識が高い傾向にあります。
視覚的なことだったり、精神的なことだったりと色々ですが。その基本的なことは変わらないですが、どんな美を追い求めるのかは人生を通じて大なり小なり変化するかと思います。そういう、年齢ごとの差が分かるのがプログレス・チャートの大きな特徴ですね。年齢ごとの運勢や性格が分かるのがプログレスの良いところで、そういった変化は自然なものかと思います。
基本的に、生まれた時に決まってしまうことには差はありません。生年月日時刻、出生地の経度緯度などを基にするのはネイタル・チャートと同じです。
寿命が？
データに基づく占いですから、生まれてから死ぬまでの寿命が１００年だとすると、生後１００日でその人の人生は既に決まってしまうのです。
しかし、寿命は分かりませんね？
たとえば、若干２０歳で死ぬなら生後１か月もしないうちに決まってしまい以降のデータは不要ということになります。
逆にギネス記録を更新するほど長生きするとしたら、半年弱のデータが必要になってきます。そのへんがこの方式の奥深いところとも、面白いところとも言えるでしょう。
ちなみに、織田信長のホロスコープは（出生時を12：00と仮定、生年は西暦に直して計算しました）、出生時の第一ハウスが金星です。
比較的恵まれた生まれ、ぜいたくを好む傾向もあるなどの解釈ができますが大名家の息子として生まれたので納得ですね。
そして47歳で亡くなっているので生後47日目のホロスコープを見ますと、死の意味を持つ第８ハウスに星がほとんど分布していません。
イコール必ず運が悪いと断言はできないのですが、孤独な試練のようなものがある運勢であることは言えると思います。
事実、部下に裏切られ本能寺の変で切腹していますから、ホロスコープはそんなに外れていないかと。
面白いものですね。興味があれば一度調べてみてもよいかもしれません。
参考にさせていただいたサイト様など
東洋・西洋占星術「ホロスコープの読み方」 http://astrology.neoluxuk.com/Astrology/HowTo/
My Astro Chart http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php
無料ホロスコープ（Free Chart / Horoscope）作成サイト集 http://blog.goo.ne.jp/creative_imagination/e/21fc232bb2d71ee6f8d1ad789abaceec
ミス・ペルセフォネーの聖典西洋占星術 http://ukweb.telsys.jp/sonet/servlet/UkwIndex?item=seiten&ctrl=comment&exp=2
ありがとうございました。