盛りだくさんの一日です。
2022年8月23日は二十四節気で処暑です。
処暑は二十四節気の十四番目
申月の中気です。
暦便覧には陽気とどまりて初めて退きやまむとすれば也
と記されていますが
陽気とどまりて、つまり暑さも止まり、退き止まんとする
暑さの終りを表しています。
風の中に涼しさが混じり
穀物は実りを迎え始めます。
一年を結実する収穫の季節が
もう目の前まで訪れている季節です。
また、この日から七十二候で綿柎開
-わたのはなしべひらく-です。
綿柎開(めんぷひらく)は
七十二候の第四十候
処暑の初候にあたります。
意味は綿を包む咢が開くこと
ですが
綿の実が開いて綿花が顔を出す頃ですね。
ふわふわと暖かい、綿が恋しい季節の訪れを感じさせます。
ぜひ七十二侯も暮らしに取り入れてみてください。
またこの日は天赦日(てんしゃにち)です。
天赦日は選日のひとつで、てんしゃびとも読みます。
読んで字のごとく、天の赦しがある最上の大吉日です。
歴注で万(よろず)よしとなるのは
この天赦日のみとなります。
結婚、開業、事始めに最高の日ですが
特に結婚には最高の日となります。
次の天赦日は10月22日と日が空きますので
貴重な吉日、有意義にお使いください。
そしてこの日はお月見の行事で二十六夜待ちです。
二十六夜待ちは陰暦の一月と七月の二十六日に
月の出を待つ風習です。
二十六夜の月は夜明けの東の空に浮かびます。
月は逆さ三日月の状態で現れ、この日の月の出には
弥陀三尊(弥陀・観音・勢至)の像が見えるといいます。
行事としては陰暦七月の方だけが残っており
月の出が遅い一月の二十六夜待は
現在では行われることがないようですが
今の時期はまだ早い時間ですので
ぜひ月の出を待ってみてください。
ご自身の住んでいる地域の月の出の時刻は
国立天文台「各地のこよみ」などで調べられます。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/
明け方の月に浮かぶ阿弥陀様、観音様、勢至様の三尊の姿は
どれだけ美しいことでしょうか。
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2022年8月23日 火曜日
六輝・友引
干支・戊申
中宮九星・一白水星
行事・処暑(12時16分)・天赦日・二十六夜待ち・天一天上終り
十二直・建
二十八宿・翼(南方・朱雀七宿 27 たすきぼし)
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
(年盤、月盤の吉凶方位は反映していません)
日盤時盤揃い時刻を末筆に掲載しています。
参考になさってください。
2022年8月23日の吉方位
◆◇◆
一白水星
- 南西
- 西
二黒土星
- 東
- 南西
三碧木星
- 南東
四緑木星
- 南東
- 西
五黄土星
- 東
- 南東
- 南西
- 北西
六白金星
- 東
- 南西
- 北西
七赤金星
- 東
- 北西
八白土星
- 南東
- 南西
- 北西
九紫火星
- 東
- 西
◆◇◆
2022年8月23日の凶方位
- 南 五黄殺
- 北 暗剣殺
- 北東 日破
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
日盤時盤揃い時刻
- 寅の刻 (3時~5時)
- 亥の刻 (21時~23時)
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。