2023年1月6日は小寒です。
小寒は二十四節気の二十三番目
丑月の正節です。
次節の大寒が寒さのピークでありながら
春の来訪を含んでいるのに対し
小寒には寒さだけがあります。
そんな寒さ厳しい時期です。体調にお気を付けください。
そしてこの日、2023年1月6日は日盤九星の陽遁始めです。
日盤が陰遁から陽遁に切り替わります。
東洋占星術では年盤と月盤など
それぞれに九星が回っていますが
この中で日盤の九星だけが
陰遁と陽遁という特殊な動きをします。
陰遁とは、九星が数の少ない方へと巡回することで
年盤と月盤はこの陰遁の移動しかしませんが
日盤だけが、九星が数の多い方へと巡回する
陽遁の動きをします。
夏至に一番近い甲子の日が陰遁の始まりとなり
冬至に一番近い甲子の日が陽遁の始まりとなります。
このような日には恵方詣りに行くことをお勧めします。
恵方詣りについては昨日の投稿をご覧ください。
また、この日は2023年最初の天赦日でもあります。
天赦日(てんしゃにち)は選日のひとつで、てんしゃびとも読みます。
読んで字のごとく、天の赦しがある最上の大吉日です。
歴注で万(よろず)よしとなるのは
この天赦日のみとなります。
結婚、開業、事始めに最高の日ですが
特に結婚には最高の日となります。
2023年最初の貴重な開運日ですので
有意義にお使いください。
さらにこの日は選日で甲子日にあたります。
甲子日というのは、日の干支
十干十二支の組み合わせで
一番目の甲子の日を差します。
陰陽五行では十干の甲は陽の木
十二支の子は陽の水で
水生木で相生の日となり、吉日とされています。
十干十二支の一番最初は
この「甲子」から始まりますので
甲子日には新しいスタートを切るといいですね。
新しい年ですし、習い事や日記を付けはじめるなど、
ぜひ、新しいことを始めてみてください。
また、この日は初子日にあたります。
初子とは一年最初の子の日ですが
子の日は大黒天(伊舎那天)の縁日になります。
鬼門を護る神様でもあり
風水でもご利益をいただきたい守護神ですね。
大国主命の危機を鼠が救ったという伝説から
大国主命を祀る神社では
子の日に祭祀が行われているのですが
大黒天と大国主命はつながりがあると考えらており
伝説で大国主命を救ったネズミは
大黒天の使いとされています。
松山市道後湯之町の湯神社などが有名ですので
お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
最後に、この日から七十二候で芹乃栄-せりすなわちさかう-です。
芹乃栄は七十二候の第六十七候
小寒の初候にあたります。
芹乃栄は芹がよく生育する
という意味ですが
芹は水辺で「競る(せる)ように育つ」ということから
縁起の良い植物とされています。
明日1月7日は人日の節句ですが
芹は春の七草の一番最初に出てくる草です。
縁起のよさゆえですね。
七草粥は朝食にいただくものですので
忘れずに召し上がってくださいね。
よい一日をお過ごしください。
暦の話
2023年1月6日 金曜日
六輝・友引
干支・甲子
中宮九星・一白水星
行事・小寒(0時5分)・陽遁始め・天赦日・甲子日・初子・一粒万倍日
十二直・閉
二十八宿・鬼(南方・朱雀七宿 23 たまほめぼし、たまおのぼし)
九星の終わりに万人に共通する明日の凶方を掲載しています。
仕事、学校、外出の予定など・・・
明日すでに出かける用事のある方は
チェックしておいてください。
以下は日の方位のみの掲載となります。
(年盤、月盤の吉凶方位は反映していません)
日盤時盤揃い時刻を末筆に掲載しています。
参考になさってください。
2023年1月6日の吉方位
◆◇◆
・一白水星
- 北東
- 南西
- 西
・二黒土星
- 東
- 南西
・三碧木星
- 北東
- 南東
・四緑木星
- 南東
- 西
・五黄土星
- 東
- 南東
- 南西
- 北西
・六白金星
- 東
- 南西
- 北西
・七赤金星
- 東
- 北西
・八白土星
- 南東
- 南西
- 北西
・九紫火星
- 北東
- 東
- 西
◆◇◆
2023年1月6日の凶方位
- 南 五黄殺、日破 重なりです。ご注意ください。
- 北 暗剣殺
上記は一日を通して誰にとっても凶方となります。
お出かけの予定がある方は、ご注意ください。
日盤時盤揃い時刻
- 子の刻(23時~1時)
- 酉の刻(17時~19時)
皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。
この”あかるい明日”では
毎日18時ごろに明日の吉方を公開しています。
あなたのあかるい明日のために、ぜひご活用ください。</span