あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』から、今回はコラムをお送りします。お楽しみください。
占い英会話
今回は、皆様にいくつか占いと関係のある英熟語、英単語をご紹介したいと思います。
Tea leaves
“Tea leaves”
予見、予兆といった意味です。
直訳すると茶葉。ご想像の通り、日本における茶柱とほぼ同じような意味になります。
日本茶のように茶柱はたちませんが、紅茶をよく飲む文化であることからティーカップの中に茶葉がどれくらいあるか、もしくはないかから願かけや簡単な運試しに使われたのですね。
その他“omen”、“foretaste”、“jinx”全て予見とか予兆といった意味です。ジンクスはもはや日本語になりつつありますが。
Picture
“Picture”
PCをお使いになる方ならピクチャという言葉を知らない人はいないのではないでしょうか。
または、絵画や写真といった意味でも教科書に載るくらい有名な単語ですが、これも実は占いにもともとは関係があります。
イギリス、妖精伝説発祥の地マル島においてピクト族という原住民族が文字を持たなかったため壁画を遺しているのです。
それがピクチャの語源なのだとか。
もちろん、その壁画には宗教色も色濃く残っています。
Zodiac sign
“Zodiac sign”
主に星座という意味です。
主にというのは、星座の他に干支の場合もanimal zodiacなどと言ったりするからです。Zodiac sign of starが星座(ほとんどの場合12星座)でありzodiac sign of animalが干支です。
Palm reading
“Palm reading”
手相占いのことです。以前の記事にも書きましたが、決して東洋のオリジナルではなく、むしろ西洋のほうが歴史が古いとも言えます。
パームとは手のひらという意味です。
Changeling
“Changeling”
取り換えっ子。
これについては少し説明が必要かもしれません。
妖精と人々の生活が身近であった中世ヨーロッパにおいて、悪い子は悪い妖精が自分の子供とうちの子を取り替えてしまった
と言うことがあったのです。
短所であれ長所であれそれが個性ではありますが、妖精の子だとあきらめてしまえばむしろ寛容な教育ができるのかもしれません。
むろん、本気で言ったわけではなくしばしば冗談めかして言われました。中には本気でそう信じた人もいたかもしれませんが。
Fortune telling
“Fortune telling”
そのまま、占い(全般)の意味です。
Fortuneというのは運勢でもあり財産という意味もある、同じ単語を使うところが英語の面白いところですね。運も実力のうち、といいますが実力で財産を築く人もあり、運勢に恵まれての人もあり。人生は色々ですね。
Augur
“Augur”
占い師のことです。
占う、予言するという同士にも使えます。
もともとは古代ローマで鳥の動きから占いをした神官のことを言ったのですが、今では主に占卜や易などを行うどちらかというと東洋系の占い師を指すことが多いようです。
西洋式占術の占い師をaugurと呼んでも意味は通りますが。
これらの中から、日常生活に使えそうなものがあればどうぞ使ってみて下さい。知っているだけでも、たとえば海外の占いを利用する時に役に立つことがあるかもしれません。