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日本人に身近な四柱推命

あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』です。
あかるい明日は東洋占星術の気学・風水専門のサイトですが、世の中には本当にたくさんの占いが存在します。
ここに書かれてるのは以前別のブログで特集を組ませていただいた記事で、ここでは世界各国の占いを紹介していますが、ここで紹介している占いを鑑定できるわけではありませんのでその点をご注意ください。
当ブログでは気学、風水の鑑定のみ受け付けております。気学・風水の鑑定は鑑定についてへどうぞ。

日本人に身近な四柱推命

今回は多くの占いの根幹となることが多い、四柱推命をご紹介します。
ご自身の生年月日と生まれた時間がわかっている人には、お勧めの占いです。

もともとの名前

四柱推命というのは、4つの柱(年柱・月柱・日柱・時柱)で決まることからその名がついています。

生まれた年・月・日と時刻から決まるのですが、出生時刻は難しいために時柱を抜かしてときに三柱推命とも言われることもあります。

12世紀中国で除子平という人が始めたというのが一番古い記録なのですが、日本に入ったのは江戸中期頃と言われています。

生活の中の四柱推命

「三人寄れば文殊の知恵」(複数の人数で知恵を出し合えば良いアイディアも出てくるというような意味)ということわざがありますが、あれも実は四柱推命の「三合会局」なのです。

生まれた年の干支が「子・申・辰」、「丑・酉・巳」、「寅・午・戌」、「卯・未・亥」の組み合わせのことを指し、この組み合わせの3人が集まれば知恵も出るし幸運も引き寄せるというのが本来の意味なのですね。

十二支イラスト

また、干支という言葉はどうしてできたのか、なぜ干と支でエトなのか、不思議に思ったことはありませんか?
十干(じっかん:天干や日干、蔵干などのこと)と地支(ちし:十二支のこと)を組み合わせて干支という言葉ができたのです。

こうしてみると我々の生活に身近なのが四柱推命ですが、江戸時代半ばから日本にあったことを考えたら自然なことなのかもしれませんね。

大事な考え方

陰陽道という考え方があります。木・火・土・金・水の5つの要素がそれぞれ助け合ったりジャンケンのように勝ち負けがあったりするのですが(詳しくは「5つのジャンケン・陰陽道」をご参照下さい)、それが十二支などに微妙に影響したりします。

同じ年に生まれても、ラッキーかどうかは他の要素が複雑に作用して決まるのです。

また、天干、日干、蔵干というのがあります。

四柱推命は基本的に日干が他にどう影響するかを占うものなので、日干が大事だとも言えます。が、一番の基礎は4つの柱ですから、難しいところです。

他にもたくさん専門用語があるので、もっと詳しく知りたいと思われた方はぜひぜひ、調べてみてください。ここに書ききれないくらいあるので省略してあるのです(笑)

四柱推命の中にあるジンクス

たとえば三合会局などはラッキーだというジンクスですが、あまり良くないイメージの用語もたくさんあります。
「死」や「墓」などが自分の四柱推命に入っているとぎょっとしてしまいますよね?

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実際は運の強弱を表す比喩なので必ずしも不吉な意味ではないのですが。

また、「三刑殺」や「論地支相冲例」などの良くないとされるジンクスもたくさんあります。
しかし、悪い運勢だからといって気にしないで下さい。

とある電話が故障したからといって、世界に無数にある電話を「電話とは全て壊れるものだ」と決めつけるのも、逆に「電話は絶対に信用できる」と決めつけるのも愚かです。
まして、電話が故障したからといって科学技術による文明そのものを否定するなんてナンセンスですよね。

それと同じように、占いは占いとして上手に利用して下さい。

当たるも八卦、当たらぬも八卦(ちなみに八卦というのは易占いの用語です)と言いますし「捨てる神あれば拾う神あり」、四柱推命であまり良くない運勢だとしても、他の占いでは良い結果が出るかもしれませんから。

と、わざわざ書くのは四柱推命において良くないとされるジンクスがちょっと多いためです。

しかし、天気予報で雨だと知らされたら、落ち込むだけでなくそれに備えてカサを持ってゆくことができますよね。

それと同じようなものだと考えれば、占いがもっと役に立つツールとして身近になるかと思います。

悪い結果で戒めることによって悪運を回避できるんだよという昔の人の知恵なのかもしれません。
どうか、もし結果が悪くても落ち込むことなく上手に四柱推命を利用してみてくださいね。

参考にさせていただいたサイト様など
四柱推命―Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E6%9F%B1%E6%8E%A8%E5%91%BD
「魔術―理論と実践―(上)」(著:アレイスタ・クロウリー 出版:国書刊行会)
ありがとうございました。

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