ここ数年減少傾向にあった自殺者数が今年8月、前年同月比で13%以上増えているというニュースを目にしたのはつい先日のこと。
そんな矢先、つい昨日も女優さんが自殺(まだ疑いですが)したニュースが流れてきて、過去にもほとんど取り上げたことはないのだけれど、実は著名人の自殺のニュースを目にするたび、生年月日で星を確認しています。
自死を選んでしまうタイプがある
昨年はこれほど著名人の自死はなかった気がするのだけど、今年に入って短い間隔で著名人の自死が続いています。
今年はコロナのせいもあると思いますが、理由はともあれ、自死を選んでしまうタイプにある傾向がみられることを感じています。
今回、記事を書くにあたり、近年自死された著名人の星も何人か見てみたのですが、「ああ、やっぱりな」と思う傾向を感じたので、今回記事に書かせてもらうことにしました。
※注意 これはあくまでも私個人の見解で、件数として数多くの裏付けがあるものではないので、私の考えと思ってお読みいただけたらと思います。
また、対象が芸能人という特定できる個人であることから、具体的に書かないようにしたいと思います。
陰陽エネルギーバランスによる傾向
あなたが持っている陰陽エネルギーバランスという記事を以前に書かせていただいて、今回の記事は、この陰陽エネルギーバランスが大きく関わっています。
というよりも陰陽エネルギーバランスは、その人の基本的な部分でとても重要なものですので、どんな出来事とも切り離せないところがあります。
例えていうならば、男性に生まれるか女性に生まれるかくらいの違いでその人に影響を与えていると私は思っています。
ほかの流派はあまりこの陰陽エネルギーバランスを取り上げていないようなので(というか、多くの流派がそんなこと気にも留めてないんじゃないかしら)、読者さんたちもあまり馴染みのないことかと思いますが、まあ、とりあえずは上の記事でも読んで、そういうものがあるのだと思ってもらえたらと思います。
陰陽のエネルギーバランスは男性に生まれるか女性に生まれるかくらいの違いと書きましたが、持って生まれた九星が同じく一生変わらない中でも、九星が司る性格や気質は、成長や環境要因で変わります。
しかし、どんな環境でも性別は自然に変わらないように、この陰陽のエネルギーバランスも一生変わることがありません。
持って生まれたまま、影響を与え続けます。
それほど、陰陽のエネルギーバランスとは人の一生に影響を及ぼしているものなのです。
自死と違法薬物タイプの違い
さて、芸能人の自殺ばかりではなく、芸能人が違法薬物で逮捕される事件も目立ちますが、そういうニュースが流れたときも、つい生年月日を見てしまいます。
いずれも、芸能人が公表している生年月日なのでアテにならないという面はあるのですが、昨今はあまり、年齢をごまかしたりはしないようですので、だいたい公開している通りなのだろうと思います。
そしてなんとなく感じるのは、自死を選ぶ人と薬物に手を出す人で、陰陽のエネルギーバランスが二分しているということです。
つまり、自死を選びやすいタイプと、薬物など違法行為に走ってしまうタイプがあるということですね。
特に今日取り上げたいのは、自死を選んでしまうタイプについてです。
芸能人の自殺のニュースが流れてきて、そして星をみて最初に思うのは、親や周囲の人(タレント事務所など)がその人のタイプを知っていたら、少しは違っていたのではないかということです。
先ほど「性格や気質は、成長や環境要因で変わる」と書きましたが、親や周囲が思っている気質と、本人が本来備えている気質は違っていることがままあるわけです。
そこを勘違いしてしまうとサポートの仕方を間違えてしまいますので、特に親御さんには気を付けてあげてもらいたいと思います。
人が自死を選ぶとき
人が自死するとき、周囲はまったく気が付きません。
むしろ、周囲が気が付くアピールをしてくれるタイプなら助けられるということです。
誰かと一緒にいた場合でも、「直前まで楽しそうにしていた」というケースがほとんどだと思います。
自死を選ぶ人は、つねに自分と闘っているのです。
だから残された方も、どうか深く傷つかないでもらえらと思います。
ニュースを目にするたび親の気持ちになり、死を選ぶくらいなら、死んだつもりで逃げてしまえばいいのにと思います。どこかで生きていてくれればそれでいいのにと。
違法薬物も問題ですが、極端な言い方ですがこちらは生きていてくれるだけまだましです。更生する機会だってあるわけですし。
しかし、自死を選ぶ人が闘う相手はつねに自分の中にいて、もしも逃げ出せば、今度は逃げ出した自分とも闘わなければならなくなる。
自分の中のその重みに耐えかねてしまうのです。
弱いのではなく、繊細で、自分で自分を傷つけやすいことを理解しなければなりません。
だからこそ逆に、どんな声掛けも届かないこともあります。
もしも差し出した手を取れば、次は人に頼ったことを自分の弱さと捉えてしまい、その自分と向き合わなければならなくなる。
そんな自己批判のループから出られなくなり、人が差し伸べる優しい手さえもストレスになってしまうことがあります。
周りの人間にできることは一つだけ
だからいつも、できることは一つしかありません。
「あなたがいてくれて嬉しい」という言葉を、笑顔を、喜びを、愛を伝えることだけです。
相手が自死をしようとしているかどうかは、こちらにはわかりません。
だから本来は誰に対しても、いえ、せめて大切な人に対してだけでも、「あなたがいてくれて嬉しい」という態度を示し続けるべきなのです。
幸せの種を蒔く行為かもしれません。
子育てとエネルギーの話でも書きましたが、人が自殺を思いとどまる一番の理由は「親しい人が悲しむから」というものです。
そして死の淵を彷徨って戻ってきた人が、一番最初に口にするのが「おかあさん」という言葉です。
せめて親には絶対に、最後の砦であって欲しいと思うのです。
親が、自分の子供はどういうタイプが知っておくというのはすごく大事なことなのだと思います。
ですが、子供がどんなタイプであれ、親が子供に教えなければならないことは一つしかありません。
それは、生きる強さです。
生きる強さとは、サバイバルとは違います。生き残る強さではないので、誤解しないでください。
親のエネルギーは子供にとっては呪縛
この時代にあって、生きることはとても大変です。
年々減少傾向にあるといっても、コロナのことでこれからまた自殺者は増えるでしょう。
自分と向きあう機会が増える自粛生活も、一つの要因かもしれません。
ここで私が言っている生きる強さとは、命の強さと言い換えてもいいと思います。
命の強さはどうやって育むのか。
簡単な言葉でいえば、「生まれてきてよかった」と子供が思えるように育てることです。
「生まれてきてよかった」という思いが、その子の中で「死にたい」という思うより強ければ、死を選ぶことはないはずです。
日本の現代社会は親も子も苦しい。それはわかっています。
他人の目が気になったり、調和を乱すことを嫌い、ついつい子供に過干渉になります。
しかしそれは、手をかけすぎた植物がひ弱に育つように、子供の命の強さを奪っています。
こういう話をしたとき「なるべく子供に〇〇しないようにしている」という人は、数割我慢している程度です。
「子供はほっぽらかしで何もしない」くらいと答えてちょうどいいくらい、親は無意識に子供にエネルギーを向けています。
親は太陽と水(愛情と食事)だけを与えて、あとはじっと、その子が大地に根を張るのを離れて見守る。
それができないのは親自身の弱さに原因があることを、知らなければなりません。
この言葉は誰のために言っているのか? 自分が嫌な思いをしたくないからではないか。
この手は誰のために伸びているのか? 子供が痛い思いをすると、自分が辛いからではないか。
そんなことを自分にいつも問いかけなければなりませんし、子供の方は、その親の弱さを見抜いています。
しかし朝から晩まで肉体労働に勤しんでいた時代と違い、今は親の方も無駄にエネルギーが余っているので、どうしても子供にエネルギーを向けてしまいがちです。
親から子供に向かってしまうエネルギーは、子供にとって呪縛でしかありません。
しかもこの呪縛は一生作用します。怖いですね。ですが、自分自身も親との関係で思い当たることがある方も多いはずです。
とにもかくにも、親は外でエネルギーを発散することを覚えましょう。
専業主婦は働きに出ましょう。
それから家のこと中心ではなく、自分の好きなことを中心にしましょう。
親が子供に向けたエネルギーは長い年数をかけて蓄積し、いつか爆発します。
そのとき、植え付けたエネルギーの分だけ自分に却ってきますし、場合によっては子供を失うという形で戻ってくることもあるかもしれません。
(自死ということではなく、子供に見限られるということもあります。また、自分が受けるよりも辛い子供の傷を、目にすることになるかもしれません)
エネルギーをどうしても自分だけの中に抱えておけない人は、延命十句観音経を毎日数百回唱えたり(延命十句観音経は命を育むお経)、坐禅を組んだり(この場合瞑想はあまりお勧めできません。理由は割愛します)、ホ・オポノポノのクリーニングでもいいので(問題は自分の中にしかないと知ることが大事)、ひたすら実践してもらえたらと思います。
先ほど書いた「親が自分の好きなことをする」というのは、意外と大事なことで、父親は仕事ばかり。母親は家のことばかりしている。
その姿を見ている子供が、自分の人生に、未来の希望を抱くかどうかということです。
けれども、多少家族には負担をかけても、親が自分の好きなことをして活き活きしている。
親は親で、家庭以外に自分の世界を持って人生を楽しく生きているんだ。そんな姿を見ていれば、子供自身が何歳になっても楽しく生きている自分の姿を思い描けるはずです。
(ですので、好きなことといっても悪い遊びはダメですよ。子供は必ず、大人になって真似をします)
楽しいビジョンがない未来に、命を絶つことを思い留まらせる力はありません。
吉方の力も借りる
もうひとつ、私が大事だと思うものが吉方の力です。
吉方の力は、今現在、弱っている人にとって救いになります。
吉方の気は、生きる強さをくれます。
また、親自身のエネルギーを浄化するために、とても役に立ちます。
気の悪さは必ず浄化した方がよく、それには気学や風水が助けになります。
逆に、気学や風水で気の悪いところに長い間いるとどうなるか、私は考えただけで怖いです。
お金をもらっても住みたくない家はたくさんありますし、凶方にはなるべく行きたくありません。
凶方や家相の悪さで恐ろしいのは、それがサイレントキラーであるところです。
運勢が悪い方に流れて行っているのに、気が付いた時にはすでに手遅れ。
思い返せば転居から・・・と思っても、その時は気が付かないものなんですよね。
まあそれもその方の運勢の一部なのでうるさく言ったりはしませんが、心当たりのある方はすぐに対処した方がいいと思います。
長くなったのでそろそろ終わりにしますが、自死を選んでしまうタイプの人にとって、親が最後の砦になるためにできることはたくさんあります。
まずは今すぐこのサイトで今日の吉方を確認して、エプロンを脱ぎ捨てて吉方に新しい服を買いに行き、スタバで季節限定のフラペチーノでも飲みながら、自分が何をしたら楽しいか考えましょう。
子供に与える生きる強さは、親の生きる力そのものでもあるのですから。