あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』です。
あかるい明日は東洋占星術の気学・風水専門のサイトですが、世の中には本当にたくさんの占いが存在します。
ここに書かれてるのは以前別のブログで特集を組ませていただいた記事で、ここでは世界各国の占いを紹介していますが、ここで紹介している占いを鑑定できるわけではありませんのでその点をご注意ください。
当ブログでは気学、風水の鑑定のみ受け付けております。気学・風水の鑑定は鑑定についてへどうぞ。
根拠はどうなの！？ 血液型占い
根拠はない、日本人しか信じていない、などとさんざんな言われようの血液型占いですが
「絶対Ｏ型だと思った。大雑把Ｏ型って言うし。」 「そういう自由なところはＢ型だよね」
他にも 「ＡＢ型は二面性あるって言うけど、当てはまるねぇ（笑）」 とか
「片付け好きそうっていうかマメそう、あ、やっぱりＡ型なんだ。納得。」
などの発言はそんなに珍しいものではないかと思います。
それぞれの血液型によって人をおおまかな４パターンに分類できるのがこの占いの良いところです。占いと呼ぶかどうかは諸説ありますが、やはり占いですね。
まだ、何型だからどういう性格になるの因果関係が100％は科学的に証明できていないからです。ある程度まで解明はされていますが。
歴史
はじめにＯ型、でした。まだ人類が狩りをしていた時代の話ですから肉食です。そして、内臓に残った草食動物の植物分から、植物も食べられるようになりました。それが農耕民族の始まりでＡ型です。さらに、加工食品（干し肉やチーズ）を食べるようになった遊牧民族の血統がＢ型で、ＡとＢの混血がＡＢ型……という説が今有力です。
医学
何かの危機が発生した際に、Ａ型は言語から・Ｂ型は行動から・Ｏ型は状況から・ＡＢは言語もしくは行動から、とっさに対応を取るそうです。脳医学的な説です。
そう考えると、ある程度の説得力というか解釈はできますね。
Ｏ型
Ｏ型がなぜ人懐っこく行動的なのか、それはもともと狩猟民族だったからです。行動的でないと食うに困ります。また、困難において状況を見ることができるため、コミュニケーション力も比較的すぐれているのでしょう。
Ａ型
Ａ型は農耕民族です。雑草を抜いたり、虫を追い払ったり、こまめなケアをしてあげないと作物は育ちません。だから几帳面、そして言語優勢脳であるためそのこまめなケアは対人関係にも現れるのではないでしょうか。気遣いのＡ型、という俗説に全く根拠がないわけではないのです。
Ｂ型
Ｂ型は自由で個性的と言いますが、もともとが遊牧民族だったという説がありますから納得です。知的な人が多い、クリエイティヴとも言われますが動物をただ殺すのではなく、育てて肉にしたり、成長過程で乳製品を作ることを思いつくなどの歴史からすれば納得ですね（注：肉食の狩猟民族が遊牧民族に劣っているという意味では決してありません）。
ＡＢ型
そして、ＡＢ型は「混じっているから二面性があるのだ」と言われますが、それはどうでしょうか。ヒトは誰でも父親と母親の混血なのですから、誰だって多かれ少なかれ二面性を持っているはずなのです。むしろ、Ａ型の血とＢ型の血を結び付けたことで、家庭内で起こった不和のフォローにまわった子供の血と言ったほうが近い気がします。基本的に異文化コミュニケーションが得意で、ケンカの仲裁が上手いと言われます。ケンカをなだめるには両者の言い分を理解して歩み寄れる点を探す必要がありますから、そういった意味ではどちらの意見にもなじめる、二面性と言えなくもないですね。
根拠はどうなの？
とある外国人が言いました。
「血液型占いだなんてバカげている。日本人のＡ型とアフリカのＡ型は全く同じ性格なのか？ 世界中の人間がたったの４種類に分けられてしまうものなのか？」
と。全く反論できません。
しかし、「材料」があってそれを「分析」し「解釈」、答えを導き出すというプロセスはまぎれもなく占いなのです。科学的に証明できれば統計学に分類されるのですが。
その外国人にあえて言えるなら、
「結果だけが全てではない。知ろうとする過程に意義があるのは錬金術と一緒ではないか？」
くらいでしょうか（注：金を人工的に造る試みは実現しませんでしたが、そのおかげで化学が発展しました）。
まだご自分の血液型を知らないという方、性格や傾向から当て推量で「たぶん何型」と決めつけるのは危険ですよ。
医療機関で診断を受けることをおすすめします。一瞬チクっとするだけで、ご自分も民族を巻き込んだ占いに参加できると思うと、少しワクワクしませんか？
参考にさせていただいたサイト様など
ヒロさん日記「Ｂ型の大陸をすり抜けてやってきた、Ａ型の原日本人」（2006年06月05日） http://hiro-san.seesaa.net/article/250625772.html
血液型で違う？ 『かかりやすい病気』と『性格』 http://matome.naver.jp/odai/2137635801022878201
ありがとうございました。