あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』です。
あかるい明日は東洋占星術の気学・風水専門のサイトですが、世の中には本当にたくさんの占いが存在します。
ここに書かれてるのは以前別のブログで特集を組ませていただいた記事で、ここでは世界各国の占いを紹介していますが、ここで紹介している占いを鑑定できるわけではありませんのでその点をご注意ください。
当ブログでは気学、風水の鑑定のみ受け付けております。気学・風水の鑑定は鑑定についてへどうぞ。
誕生花の根拠
誕生花というものがあります。その人が何月何日生まれかによって、1月1日から12月31日までの、366種類の花があるのです(場合によってはもっとあります)。
その辺りは誕生石などと一緒ですが、誕生花に関しては、根拠があまりないと考えられてきました。その366種類の根拠を全て書き記すのはとても困難ですので、ここでは誕生日と花との関係を少し考えてみたいと思います。
神話と花
そもそも、花は神からの地上へのプレゼント、メッセージだと考えられていたのが古代ギリシア・ローマ神話が広まったあたりの時代です。ギリシア神話で言うなら
「太陽神アポロンに恋をした海の精クリュティエがあまりに太陽を一心に見ていたためひまわりという花になった」
や、
「美の女神アフロディテーが自らの不倫な恋心を周りに知られないように我が子の口を封じた、その時の沈黙の神にお礼に贈ったのがバラの花である」
などが有名な花のエピソードでしょうか。
トルコで花開いた花文化
オスマン帝国時代、スルタン(最高権力者)から一般の人々に至るまで、花を愛でる文化があったのは有名な話です。宮殿の庭園は工夫をこらしたガーデニングで飾られ、庶民の家庭でも花を愛でる習慣がありました。
チューリップは欧米の花の代表的な存在ですが、もともとはアナトリア半島、イラン、中央アジアに自生していた花を園芸種へと品種改良したのがオスマン帝国の人々で、それをオーストリア使節団が持ち帰ったのがそもそもの始まりと言われています。
花言葉の成り立ち
花言葉があれば、花から受け取るメッセージがより具体的になります。
17世紀イスタンブールで花言葉が付けられたのがそもそもの始まりだと言われています。1716年にLady Marry Wortley Montaguという人がイギリスに伝えました。
さらに各国に広がっていく一役を担ったのがフランスで発行された「the Book Le Languagedes Fleurs」という本です。この本には800以上の花言葉が記載されているそうです。
そして現在では、一つの花に数多くの花言葉が存在します。国によって違ったり、国によって違ったり、同じ国でも複数の花言葉が存在したりするためです。
花言葉というとシンプルなイメージですが、一つの花が多くの意味を持つことで、伝えられるメッセージも増えていくようですね。
誕生花
そうして、多くの花言葉が誕生し、その後、誕生花占いというものができました。
一説によれば日本花普及センターが考えたものとも言われていますが、それ以前から世界のあちこちで誕生花占いは存在しましたので、もしかしたら誕生花占いを我々にとって身近なものにしてくれたのが、日本花普及センターなのかもしれません。
皆様も、ぜひご自分の誕生花を調べてみてください。
無料で占えるHPも多数ありますし、それによって「地味な花だけどこんなに素敵な花言葉があるんだ」とか「ロマンティックな花だった」などのご感想があるかと思います。
そして、プレゼントに花を贈ってみるのはいかがでしょうか?
花言葉を添えて、「この白百合の花言葉のように、私は貴女を尊敬しています」などとメッセージを添えてみるのもまたゆかしいものです。
また、誕生花とは別に「花占い」というものも存在するようです。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
誕生日と花の関係はいまだ分からないながら、なかなかロマンティックな占いだと思いますよ。
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参考にさせていただいたサイト様など
花言葉はどうやって決めたの? http://homepage2.nifty.com/osiete/seito57.htm
Second Academy http://kansai.second-academy.com/lecture/REC14227.html
花とギリシャ神話 http://www.levy5net.com/tabi/shinwa.htm
ありがとうございました。