あかるい明日番外編『世界の占い・スピリチュアル紹介コラム』から、今回はコラムをお送りします。お楽しみください。
世界各地のジンクス
ジンクスとは、科学的根拠のない予兆のことです。
人間という生き物はジンクスが好きらしく、世界の各地にジンクスは存在します。
それがどんなものなのか? 興味がある方はぜひお読みになって下さいませ。
鳥が低く飛んでいたら翌日は雨
これは、日本に限らず言われている言い伝えです。
迷信のようですが、科学的な根拠は一応あり、鳥にとって空を飛ぶという行為はとても体力を使うため、上空に湿気があるときは翼が湿って重くなるのを防ぐために低めを飛ぶという事象が起きます。
上空に湿気があるからといって翌日雨とは限りませんが、かなりの確率で当たるジンクスと言われるゆえんです。
4は死に通じて縁起が悪い
これは日本だけの語呂合わせだと思う方がとても多いのですが、そもそも「死」という言葉は漢字、外来語です。
お察しの通り起源は中国で、四(siスー)と死(siスー)が似た発音であることからこの連想が出来上がりました。
また、韓国や日本もそれに影響されたためアパートメントの4階を飛ばして作ったり、駐車場で4の数字を避けたりなどすることが現代でもたまにあるようです。
日本においても黄泉(よみ)の国という言い伝えはあるのでよみの43にかけることもできますが、いささか苦しいですね。
黒猫が目の前を横切ったら不吉
イギリスでは逆に黒猫は幸運の象徴だとされています。
しかし、シカゴ・カブス(メジャーリーグ野球団)の主将の目の前を黒猫が横切った後、チームは大敗を喫するなど実際に有名になった事例もあるようです。
根拠は一切無く、全世界的に黒が喪服の色だとされるのは目を閉じたら黒色に見えるからだという心理学的な理由がかろうじて挙げられるものの、猫に罪は全くありません。
自分の葬式の夢を見た人は死なない
普通は自分のお葬式の夢なんてめったに見ないものです。
それだけになんだか不安な気分になり、“これは正夢ではないか”や“実現してしまう日が遠くないのでは”と不吉な予感を抱く人が少なくありませんが、95%以上の確率でその予想は外れますからご安心下さい。
歴史に残る有名な例外はアメリカ合衆国大統領のリンカーンです。
彼は自分の葬式の夢を見たその日に外せない公務で劇場に視察に行き、その日に拳銃で暗殺されてしまいました。
葬式が死に結びつくというのは我々生きている者の感覚であって、死者の価値観からすればそれは「命、生への未練」の儀式でしかありません。
現世に未練や執着、関わりが色濃くあるからそういう夢も見るのです。
心理学的に言うならば「こんなことは起こって欲しくない」という気持ちの裏返しで見る夢だという説明もできますね。
天気は西から変わる
日本と欧米の一部には通用するジンクスです。
地理や気象学の関係で、日本や偏西風のあるヨーロッパには当てはまるのですが、世界のどの国でも当てはまるという性質のものではないため、国際的に通用するかどうかは難しいかと思います。
いかがでしたか? 皆様がご存知のジンクスはありましたか? ページの関係で全部は取り上げませんでしたが、ぜひ次回をお楽しみに!
参考にさせていただいたサイト様など
ジンクス―Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
ありがとうございました。