適職はあっても天職はない

適職の話

占いをしていると、
『私にはどんな仕事が合っていますかー？』という相談を受けることがあります。

適職って誰にでも必ずあって、自分に向いている仕事に就いて、そこにやり甲斐を感じられるっていうのは、人生のかなりの部分で幸せだといえます。

ただもちろん、仕事ですから辛いことだってあります。
辛いことがあった時も、自分に向いている仕事だと立ち直りも早いですよね。
自分に不向きな仕事に就いていて辛いことがあると、乗り越えるのがしんどいです。

せっかくですので簡単ですが各九星の適職を書いておきましょうか。
ただし、これは本命星のみですので、実際に鑑定すると違う方面に適職があることもままあります。
また、月命との関わりで、向いていないと判断する職業もあります。
参考程度に留めてもらえたらと思います。

九星それぞれの適職です。

研究者、政治家、俳優、作家、法律家、流通関係
一つのことを追及する真面目な性質、深い探究心が活かせる職業が向いています。

事務職、保育士、教師、公務員、農業、福祉関係
コツコツと物事を行うこと、また、子供の育成や農業など、物を育てていくことに長けています。

技師、技術系、音楽家、教師、ダンサー、武道関係
パワフルな性質を活かして、電機や技術系の専門職、またはパワーを活かせる職種が合っています。

仲介業、販売、接客、外交、旅行、サービス業
人と人や人と物を介するなど、間に立って物事を進める職種に向いています。

企業家、経営、政治家、教育、警務、土木関係
適職というよりも性質を活かし、人のために役に立つという観点で選んで行くとよいでしょう。

金融関係、貴金属関係、接待業、販売、法律家、人材育成
高価な商品を扱うことに向いています。常に上を目指していける仕事が向いています。

政治家、法律家、芸能界、作家、ファッション関係、販売
言語能力にたけているので、適職というよりもいかにその能力を活かせるかで選ぶとよいでしょう。

不動産業、整体師、金融関係、事務職、経営者、公務員
真面目な性質なのでどんな仕事でも努力します。こまごまとして小さいものよりも、大きなものを扱っていく方が向いています。

芸術家、俳優、ファッション関係、法律関係、芸能界、販売
生来の情熱家気質を活かせる職種が向いています。頭の回転の速さやセンスが活かせる職業がよいでしょう。

ところで『天職はありますか？』と聞かれることがあります。
これは、斎藤一人さんのお話を聞いてもらうといいかなと思います。
1分30秒ほどの音声ですので、よかったらお聞きください。

斎藤一人さんは天職はありませんと語っていますが、天職は、本当に選ばれた一部の人にはあります。

しかし、生年月日から天職があるかどうかは判断できません。
また、お子さんの場合は、天職があるかどうかは大人になるまでわかりません。

天職は、使命、課題という言葉に置き換わって聞かれることもあります。

しかし、今生において課題や使命があったならば、それは、嫌でもそっちに引っ張られて流れていく定めにあります。
むしろ、そういった使命や課題を持って生まれて来た人は、当の本人はそちらには行きたくないと思っていることもあるでしょう。

これを天職に置き換えると、大人になって何の導きもなければ、天職はありません。

天職はありませんと言いましたが、実は、こう考えると天職はあるんです。
今いる場所で、今生きている人生を大切にする。

実は、神さまがやってもらいたいのは『大きな人になって、大勢の人を救ってもらいたい』なんてことではありません。
今生であなたが出会う人、それだけでいいんです。
それだって、かなりの数の人がいます。

今の仕事を天職と思って行う。
今の家族を大切にするのが使命と思って実践する。
今、周りにいる人を幸せにすることが課題だと思って実践する。

逆にそれすらできない人に、多くの人を導けるような使命や課題が与えられるわけがないんです。

世界中の人口に比べたら、今生で自分が出会うたった少しの人から『あなたと出会えてよかった』そう思われる人になる。
実はこれが、今与えられている最初の使命、課題です。
それができれば、次の使命、課題がやってきます。

最初は、今いるご家族を大切にしてください。
それから、職場の人たちを大切にしてください。
そして、友人や知人を大切にしてください。

今の仕事を天職と思ってやってください。
するといつの間にか、それが天職に変わります。

そんな道もありますので、ご参考までに。

それでもやっぱり適性に合った仕事に就いて頑張る方が
人はかんたんに幸せになれるとは思いますけどね。

自分の適性、適職を知っておくのは
意外と宝になりますので
このページも参考にして
いろいろ探ってみてくださいね。