神社で神様とご縁をつなぐ本という本を見つけました。
この本は、宮司さんが書いているだけあって
マンガで軽く読みやすいように書いている割には
締めるところは締めていて、よい本だなと思ったのでご紹介します。
(税込1,296円)
最近では神社にお参りに行っても、神様に願い事はしない、
神社は神様に感謝する場所というのも広がってきたかと思うのですが
この本では最初の方で、
「神様にお願いをしてもよい」ということが書かれています。
神様も、人間の願いを叶えたがっているというのですね。
しかし、そうは言っても参拝の仕方や、日ごろの行いについて言及しており
神様に礼儀を尽くし徳を積むことと、大切なこともきちんと書いてくれています。
中でも貴重なのは、神様の得意分野に分けて、
願いの叶いやすい神社(恋愛ならココ、仕事ならココ、など)を
由来とともに紹介してくれているところでしょう。
見るとすぐ、ここに紹介されている神社がすべて、
かなりのパワースポットであることに気付くと思います。
いくつかご紹介しておきます。
伊勢神宮
日本の神様の頂点ですので、ここでは国の繁栄と平和を願います。
それが大願成就につながるのですね。
ちなみに、内宮では皇室の安泰と日本の平和を祈願し、外宮ではどんな願い事も可とのこと。
箱根神社と九頭竜神社
箱根神社では立身出世のような成功を祈願し、
九頭竜神社では人の役に立つためにと願えば、願いが叶いやすいとのこと。
出雲大社
ご存知縁結びですね。
人との縁を助けてくれます。
悪縁を断ち切る手助けもしてくれます。
鹿島神宮
交通安全にご利益があり、関東近郊では鹿島神宮のステッカーを貼った車を多く見かけますね。
諏訪大社
家庭の結束や組織力にご利益があります。
熊野本宮大社
熊野三山最古の神社といわれています。
農作物の豊作を祈ったり、芸術関係、何事かを達成した時は赴くとよいとあります。
このほかいくつもの神社を紹介してくれています。
そして、願いを叶えるには
- 神様に好かれる素直で謙虚な人になること
- 信じる心を持つこと
- 徳を積むこと
- 神様への礼儀を持つこと
- 参拝前は肉を食べないこと
- 正式な服装でお参りすること
他にも、お賽銭については大事なことが書かれています。
これは、私もお参りに行くたびに浸透してほしいと感じるのですが、お賽銭は絶対に投げ入れません。
神様は乞食ではないからです。
お賽銭は封筒かポチ袋などに入れて、お賽銭箱の中に滑らせるように入れます。
封筒がない時でも、そっと入れるのは必ず守ってください。
続きます。
祝詞を唱える
自分の住所、氏名、生年月日を述べてから国の平和を祈り
周囲の人の平和を祈り
それから、自分の願い事を告げるようにします。
願い事は口に出す。
ちゃんと神様に話しかけましょう。自然に丁寧な言葉になりますし、言霊というのは、神社でも大事です。
お賽銭は、自分の経済力の中から割合で出します。
少しキツイくらいが大事と、この本には書いてあります。
おみくじを引く
凶のおみくじ以外は持ち帰ります。
これは、神様からのメッセージだからですね。
この本にはほかにも、神棚、お札の祀り方から古いお守りやお札について、さらに祝詞まで書いてあります。
一冊持っておくとよいかもしれません。
神社で神さまとご縁をつなぐ本 西邑清志
私は、吉方旅行に行ったら(というか、旅行は吉方旅行しか行かないのですが)、必ずその土地の神社にお参りをしに行きます。
目的はご挨拶です。願い事はしません。
(してもいいのですが、お礼参りも必ずしましょう)
パワーをもらうためにお参りするのではないのですが、パワーはいただけているようです。
この本で紹介している以外で、私が行った神社も紹介していきたいと思っていますので、のんびりお待ちください。