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自分の力で切り拓く?

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【自分の力で切り拓く?】

あかるい明日の原稿を書いている途中、
ふと思ったことがあったので雑記に書いておきます。

あかるい明日のコーナーでは、
毎日の運勢と吉方、凶方のほかに、
時々、冒頭にその日の暦の行事を書いています。

こういった行事のほかに、
暦にはあなたもよくご存じの六輝や
(大安とか仏滅とかですね)
十二直(じゅうにちょく)
二十八宿(にじゅうはっしゅく)などの日の占いがあります。

このように暦だけでも多くの占いがあり、
昔の人々の信仰の深さが伺えますね。

古く昔の人々は
空を見ては神様を見出し
太陽を見ては神様を見出し
地を見ては神様を見出し
自然を見ては神様を見出す。

それはとても謙虚な気持ちで
感謝の気持ちがあるからこそ
生まれたものです。

移動するときの方位も、昔は気にしていたからこそ
方位学というものが生まれ、
しかしそういったこともまったく気にしなくなった現代
その根底には「自分の力」という気持ちがあるのではないでしょうか。

『自分の力で切り拓く』
これはいい言葉ですよね。

でも、この言葉に、運勢も運命も神様も関係ない
驕りや傲慢さが集約されているように思えるのは私だけでしょうか。

人はとても無力。

昔の人は、そんなことを認識しながら
ありとあらゆるものの中に神様を見出して
暮らしていたのではないでしょうか。

そういえばお米の粒には、
あの小さい一粒に七人も神様がいるのですから
どれだけ当時の人がお米を大切に思っていたかわかりますよね。

この話を初めてした時、私の娘はお茶碗を見つめて
「じゃあこの中には何人の神様がいるの!?」と驚いていましたが、
ありがたさだけでいいので、娘にも伝えていけるといいなと思います。

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