友人から『遊びに行きませんかー?』と連絡が入りました。
お互いのスケジュールを確認し
日が決まったら、まずは暦を確認し目的地選定。
友人の九星は頭に入っているので
すぐに暦を開きますが、今回は日帰り旅行。
あまり運勢に影響は与えませんが
やはり日帰り旅行でも、吉方に行きたいものです。
年盤、月盤、日盤を見ながら目的地を決めます。
まれに、日帰り旅行は日盤のみ見ればよいという流派がありますが
日盤のみ確認して吉方であれば、その他は無視してよいというのは乱暴に思えます。
宿泊が伴わなくても、少なくとも月盤は考慮したいですし
もちろん、少しでも吉方の効果が強い方角に行く方がいいんです。
というわで決めたのが三浦半島。
以前から京浜急行電鉄に『みさきまぐろきっぷ』なるものがあることは知っていたのですが、温泉入浴券も付いたこの切符、吉方旅行にはうってつけです。
今回はこの切符を使って出かけることにしました。
>>>京急まちWeb みさきまぐろきっぷ
みさきまぐろきっぷは、電車&バス乗車券と選べる食事券と選べるレジャー施設利用券が付いて品川から3千円ほど。横浜からなら3千円を切る値段で購入できます。
乗車券は逆戻りはできませんが、途中下車有効。バスもフリー区間は乗り放題です。
食事券はなんと25店舗から選べて、お寿司や刺身からステーキまで、まぐろ料理がずらり。
休日には1時間を超える行列ができる人気店がたくさんあります。
しかもこれ、絶対お得なんですよ。品川から三崎口までは往復でも1,852円かかりますから、それに食事と施設利用券もついて3,060円ですからね。
やるなあ京急、と感嘆します。
今回は横浜から乗車。2,960円です。
三浦海岸で河津桜を見たかったのですが、おそらく葉桜だろうと思いながらも途中下車。
やっぱり葉桜だったので、ひとまず海岸へ。
与謝蕪村の『春の海 ひねもすのたり のたりかな』という雰囲気です。
三浦海岸の河津桜は駅から小松ヶ池公園まで線路沿いに約1km、千本ほどの桜並木が続いているということで、散歩をしながら小松ヶ池公園に向かいます。
途中、地元の方に道を聞いたら、すごく親切に道案内だけでなく、様々な桜についての話をしてくれました。
気分はほぼ、ぶらり途中下車の旅。
友人と喋りながら歩いているうちにお腹が空いたねという話になり、早速三浦海岸で昼食に。
お店はパンフレットを見て「さかな料理 まつばら」さんに行くことに。
カタログによると『脂たっぷりの頭身だけで仕上げた“舌がとろけるねぎとろ”、やわらかいホホを使った“ジューシーなフライ”、希少なカマを6時間以上も煮込んだ“うまみ豊かなあら煮”に口元がほころぶ
』とあります。
実際に出てきた料理ですが、広告に偽りなし!でした。
ねぎとろは、こくがあるのに脂っこくなく、あら煮に関してはタレだけでご飯が何倍でも食べられそう。身もたっぷりで食べごたえがありました。
フライは、もしかしたらこれって褒めていることになるのかわかりませんが、まるでヒレカツ。それでいてヘルシーでさっぱりしています。無論、美味。
ふとメニューを見ると、同じメニューに2千円の値段が。
2,960円の切符に、2千円の食事が付いてくるなんてなんてなんて・・・と繰り返してしまうほどすっごいお得感。
ゆっくり食事を味わったら、終点の三崎口駅に向かいます。
三崎口駅に付いたら、パンフレットを見ながらどこに行こうか考えます。
選べるレジャー施設利用券で油壺マリンパークも利用できますし、温泉は油壺、三浦、城ケ島と三か所の施設から選んで日帰り入浴ができます。
さしあたってバスで三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」に行くことに。
ここではレジャー施設利用券で水中観光船にじいろさかな号に乗ることができます。
一通り中を見てお茶を飲んでいるうちに、やはり温泉に行こうという話になり、結局、三浦半島唯一の天然温泉というオーシャンリゾートホテルマホロパ・マインズ三浦の三浦マホロバ温泉に行くことに。
電車で行くと切符を使い切ってしまうので、バスで移動します。
三浦大根で有名な三浦半島。畑がいっぱいです。
田園風景を眺めながらごとごととバスに揺られ、三浦海岸駅に戻ります。
徒歩でも行ける距離ですが、三浦海岸駅からはホテルマホロパ・マインズ三浦の送迎バスがあり10分間隔と本数も多いので、送迎バスに乗りました。
というより、送迎バスの看板を見つけたら、次の瞬間バスが来たというタイミング。
何かと巡ってくるこのタイミングの良さが、吉方転居と吉方旅行で幸運体質になっているなあと思う所以です。
さて、温泉はナトリウム塩化物強食塩泉ということで、しょっぱいです。
しかもすっごい温まるんです。
ここでもおしゃべりをしながらさんざん温まって、のんびり。
あまりにのんびりしすぎていて、帰ろうと思ったらすでに外は暗く、駅に向かう送迎バスの時間は過ぎていました。
にも関わらず、私たちが通りかかると開くバスのドア。
『駅までですねー』と快く送ってくれる送迎の方に、なんてよいホテルなんだろうと思いました。
また、駅ではタイミングよくホテルに戻りたいという女性が乗り込み、バスを出してくれたことで助かった人が増えて嬉しくなりました。
私は自分で『なんちゃってお水取り』と呼んでいるのですが、現地で水やお土産を買って帰り後々楽しむんですね。
こんな風に後々まで楽しむのであれば、やはり月盤も考えた方がいいんです。
というわけで買って帰ったお土産も美味しかったですし、とにかく満足度120%の日帰り吉方旅行となりました。
次はどこに行こうか、すでに楽しみなのですが、ただ遊びに行くだけでも、こんな風に吉方旅行仕立てにすると、さらに楽しく思えないでしょうか?
どこにでかけてもそれなりに楽しめると思いますが、私自身は方角を見ないで日帰り旅行に行くなんて考えられないくらい、吉方旅行が楽しいです。
というわけで、日帰り吉方旅行もお勧めですよ。
日帰り吉方旅行のご相談も承ります。
お問い合わせページからお気軽にどうぞ。