来る6月17日に、日盤の遁甲が切り替わります。
陽遁から隠遁へ。
まだまだ季節は夏至も迎えていませんが
旺盛な陽の気も、この日から徐々に陰の気に向かう流れを感じさせます。
さて、恵方詣りというと、立春を迎えた初詣を連想される方も多いかと思いますが
その年の恵方には、いつ、何回行っても大丈夫です。
夏至のある六月と冬至のある十二月は
このように日盤の遁甲の切り替わりがある特別な月ですので
足しげく恵方詣りに通うとよいかもしれません。
日を選んでピンポイントに行くなら
もちろんお勧めは6月16日、17日、22日です。
6月16日は陽遁終りの日ですが、新月とも重なっていますし
六輝では大安の日でもあります。
恵方が吉方の五黄土星、六白金星、八白土星、九紫火星はなおさら
吉効果も加わって大きなエネエルギーを得られるでしょう。
そして17日はこの日から隠遁が始まる日となり
甲子日でもあります。
甲子日は十干十二支の組み合わせの一番目。
陰陽五行では十干の甲は陽の木
十二支の子は陽の水で
水生木で相生の日となり、吉日とされています。
二日続けて恵方詣りに行けたら
さらによいですね。
そして夏至当日。
この日は天体のエネルギーがとても強いです。
すなわち天地のエネルギーがもっとも強い日と言えますので
この日も恵方詣りに行きたいところです。
恵方詣りでは天の気と地の気を得ることができます。
陰陽の法則に基づいていますので
現地で右手を天に、左手を地に向ける
お釈迦様の天上天下唯我独尊のポーズを取ることで
天地のエネルギーが身体と繋がり
強いパワーのある気が得られると言われています。
恵方詣りは自宅から1キロ程度離れた場所であれば充分です。
2015年の恵方は西南西(庚の方角)です。
自宅から西方位30度の中の、さらに南西寄り10度の範囲です。
意外と狭いですので、まずは恵方詣りできる場所を探すのが大変かもしれません。
自宅から1キロ程度離れた西南西の範囲にある
清浄な気を得られる場所を探してお詣りします。
神社仏閣、教会などが適していますが
やはりもっとも適している場所は神社です。
特に宗教的な理由がないようなら
神社を探して行くことをお勧めします。
現地でお水取りができれば、せっかくですのでいただいてきましょう。
私は結構いい加減なので、自販機の水などを買って帰ったりします。
それでも案外、効果があるので楽しいですよ。
願い事がある方は、この期間は足しげく通って
神さまに願い事を伝えてみましょう。
きっと、楽しいことに出会えると思いますよ。