もう日付も変わりましたが、今日、6月晦日(末日)は「夏越の祓」です。
当ブログの毎日の吉方位でも紹介していますが、夏越の祓とは十二月の年越しの祓と対になっている神事で、一般には大晦日ほど浸透していませんが、年中行事としては割と大きなイベントなんですよね。
神社で茅の輪をくぐったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
さて、先ほどホメオパシーについての記事を書かせていただいたのですが、日本ではもっとも有名なホメオパシーの団体、ホメオパシージャパンには少し変わったレメディがあります。
例えば『サポート心経』や『サポート祝詞』や『サポート一切成就』といったものですね。
先ほどの記事でもホメオパシーの治療は浄化に似ていると書かせていただいていますが、これらのレメディを飲むと、なにやらいろいろと浄化してくれそうですよね。
少し話が脱線する上に怪しい話をしますが、病気の多くは霊障だという人もいます。
霊とか人のマイナスの念とかって健康被害ありますね。精神にも来ますし。
なるべくならそういう物は近づけずに生活したいものです。
さて、霊障とは関係なく、6月晦日は夏越の祓なので友人たちと「サポート一切成就」のレメディをみんなで飲んでみようという話になりました。
参考までに一切成就の祓とはこのような祝詞です。
極て汚きも滞りなければ穢きはあらじ(きわめてきたなきも たまりなければきたなきはあらじ)
内外の玉垣清浄と申す(うちとのたまがき きよくきよしともうす)古今宗教研究所 http://www.ko-kon.net/norito/issaijouju.html
そうして、時間を決めて飲んでみたのですが、友人の一人にヒーラーがいて、その友人がチャネリングで降りてきた言葉などをシェアしたりして、面白かったです。
この小さなイベントで何を目的にするということもないですし、スピリチュアルに傾倒しているわけでもないのですが、こんなちょっとしたイベントも楽しいですね。
最近は自宅仕事だけで過ごしているのですが、勤めに出ていた時期を考えると、こんな時間が贅沢に感じて、幸せに思えます。
毎日家を掃除できること。
時間に追われないこと。
疲れたら休めること。
家族の帰宅を待ってあげられること。
手の込んだお菓子や料理が作れること。
毎日ゆっくり漢方茶を煮出して飲めること。
暦と共に暮らしていけること。
気学を始めて知った日に、こんな幸せな日々が訪れるとは思っていませんでしたので、本当に方角の力というものはあるものだなと感じます。
一切成就の祓の意味ですが
「極めて汚きも滞りなければ穢きはあらじ」とは
どんなに汚れていても、滞らなければ穢れないということです。
風水でも、気が滞る場所は凶相になります。
穢れとは「気が枯れる」ことですので、汚れが滞ることで気が枯れ、穢れになるということですね。
神道では、穢れ、すなわち氣を枯れさせる原因があると、神様の力が発揮されなくなるため、非常に穢れを忌みます。特に神様をお祭りする人にとって、穢れは絶対に禁物です。神道で清浄がもっとも重視されるのはそのためです。
莫令傷心神 一切成就の祓 http://rokkonshojo.blog98.fc2.com/blog-entry-20.html
「穢れる(気が枯れる)と、神さまの力が発揮されない」
気の流れをよくしておくというのは、本当に大切なことなんです。
「内外の玉垣清浄と申す」とは
内外の玉垣というのが少しわかりにくいと思いますが、こちらのサイトの解説が、大変わかりやすいので引用させていただきます。
玉垣というのは、神社の境内や社殿を囲んでいる垣根のことです。よくあるのは御影石でできた石の玉垣ですね。社殿の周りは板を使っていることが多いようです。「玉」というのは「神聖な」とか「美しい」という意味なので、「神聖な垣根」というような意味になります。
ただし、ここでは神社の垣根の意味ではなく、人間のことを指しています。
玉垣の中には社殿があって、神様をお祭りしています。それが、ちょうど人間の本心の中に神様が宿っている有様と同じようなので、人間を玉垣に喩えているのです。
ですから、内外の玉垣というのは「身も心も」ということになります。同サイト
つまり、どんなに汚れることがあっても祓い清め、滞らせてはいないので、私は身も心も清浄と申し上げます。と神様に伝えているんですね。
そして、そのように祓い清めていると一切成就、すなわちすべてが成就するという意味の祝詞なのです。
常に滞らせず、心身を清めるのは簡単なことではないかもしれませんが、気を枯れさせないよう、穢れを祓って暮らしていけるといいですね。
自ら取りに行く吉方の気も、悪い気を追い出しきれいな気に入れ替えてくれますので、お勧めです。
次は年末の大晦日ですが、ぜひその時は「祓」を意識してみてください。
|